自動車用LEDチップについて知ろう!!
LEDライトを購入する際、多少ライトに使用されているチップがどういったものか気になりませんか?全て似ているけど、それぞれどんな違いがあるの?特徴ってなに?
これら全ての疑問をPAが解決していきます!!
まずは【ヘッドライト/フォグランプ】のLEDチップ
〈フィリップスのチップ〉
初期、ヘッドライトとフォグランプ用のLEDチップで最も有名であったのがフィリップスです。
利点:焦点距離が正確、カットライトがはっきりしている
欠点:高価、一般的な明るさ(特別明るい訳では無い)
備考:市場には多くの模倣品があり、製品の特性や外観、データが全てCREEやフィリップスと同じであるため、説明の際は「〇〇のような」という表現を使用しています。
ハロゲンライトには紫外線が含まれているため、ライトカバー内で微粒化が起こりやすいですが、LEDライトには紫外線が含まれていません。そのためライトカバー内での微粒化の可能性を低減する事ができます。

〈COBチップ〉
その後、コスト削減のためにCOB(CHIP ON BOARD)チップをベースにしたLEDヘッドライトの製造が開始されました。
長所:安価
短所:明るさに欠ける、使用寿命が短い、焦点距離が不正確

〈CREEのようなチップ〉
特徴はチップ上にドームで覆われており、光が均一で、とても明るいです。しかしその反面、焦点距離が正確ではありません。
利点:高輝度、均一な発光
欠点:焦点距離が不正確、高価
備考:市場には多くの模倣品があり、製品の特性や外観、データが全てCREEやフィリップスと同じであるため、説明の際は「〇〇のような」という表現を使用しています。

〈CSPチップ〉
近年徐々にLED技術は進歩し、現在主流のCSPチップが開発されました。1860~7545とグレードの種類も豊富です、ちなみに数字が大きければ大きいほどグレードが高くなります。
利点:正確な焦点距離、高い耐久性、優れた発光効率
短所:高い電力に耐えられますが、熱エネルギーを時間内に放散出来ない場合、故障の疑いがあります。
LEDヘッドライトチップはCSPチップ並みに開発されており、HIDライトを超える明るさに加え、放熱性や伝導性の向上に対応できれば高い耐久性が得られます。
優れた熱放散と熱伝導だけが、耐久性の高いLEDヘッドライトを持つことができます。

【ポジションランプ、ウィンカー、ブレーキランプ、バックランプ】のLEDチップ
次に、一般的なLEDライトに使用されているチップを紹介します。またチップの詳細や購入方法についても紹介していきます!
〈3014チップ〉
まずはグレードの低いチップから見ていきましょう。
「3014、3.0㎜×1.4mm」
長所:びっくりするくらい安い
短所:低輝度、使用寿命が短い、熱放熱の性能が良くない
〈4014チップ〉
3014は4014にアップグレードされました。一辺の長さは4.0mm×1.4mmで、明るさと耐久性は強化されましたが、私たちはまだ自信を持っておすすめできる製品ではありません。
長所:3014と比べると2倍の明るさ、耐久性も向上
短所:耐熱性は改善されていませんが、熱放散は最善されました。しかしあまり多くのチップを累積することはおすすめしません。

〈5050チップ〉
5050チップは一辺が5.0mm×5.0mmで、10年以上も前から出回っています。
利点:技術が成熟しており、高品質のチップ工場で製造された5050は高い安定性を備えています。
欠点:技術性が高くないので、模倣が簡単で安価な製品が市場に出回っていることが多い

〈3528チップ〉
一辺の長さは2.5mm×2.8mmで、独自のチップを使用して放熱するので、高出力には使用できませんが、安定性が高く、明るさが必要でない場所での使用に最適です。(ダッシュボードなど)
利点:高い安定性
短所:低輝度、低放熱効率
〈2835チップ〉
3528と似ていますが、パッケージングプロセス技術に違いがあります。また、2835も薄く設計され、更にヒートシンクを使用しているので、安定性が高くなります。また明るさと耐久性は3528の2倍以上あるので広く使用されています。
利点:高輝度、高安定性、より高い電力に耐えることができる
欠点:高い

〈2525チップ〉
外観はCREEチップととても似ており、多角発光の効果があり、1つのチップ明るさは140ルーメンと3ワットの電力に達するため、全体的な効果は良好です。
利点:高い安定性、均一な照明角度、高い輝度
短所:単価が高い
2525チップを使用するPA製品はこちらです:HX-1 LEDナンバープレートライト

購入する際に注意すべき事はなんですか?
購入の際は購入した製品の使用場所、使用寿命、明るさをしっかり確認してください。
自信のニーズに合った製品とLEDチップを選択することで、最良の結果と節約に繋がります。
- LEDヘッドライトを購入する場合、PAは高品質なフィリップス、またはCSPチップを購入することをおすすめします。(例:U9S 高輝度 CSPチップ)
- LEDポジションランプ、ウィンカー、ブレーキランプ、バックランプの場合は、CP値の高い2835チップをオススメします。(例:6SMD 2835 T10 LEDバルブ)
- LEDナンバープレートライトやLEDスモールライトの究極な効果を追求したい場合は、2525チップを使用することをおすすめします。(例:HX-1 LED T10バルブ)
