ヘッドライトの車検基準ってなに?

「今使っているヘッドライト、車検の基準をちゃんと満たしていますか?」
 
今回は一回で車検に合格を目指して、ヘッドライトの車検の基準について詳しく、分かりやすく解説していこうと思います。
「今使っているヘッドライト、車検の基準をちゃんと満たしていますか?」
 
今回は一回で車検に合格を目指して、ヘッドライトの車検の基準について詳しく、分かりやすく解説していこうと思います。
 
 
まずヘッドライトの検査項目と車検基準を確認していきましょう!!
  • 明るさの基準
もともとヘッドライトの明るさの基準はハイビームで検査を行っていました。しかし2015年から検査方法がハイビームからロービームに変更となり厳しくなりました。
 
検査基準はロービームを点灯させ、前方どのくらいの範囲を照らすことが出来るかです。
この検査は夜間に車を認識するためのに大活躍している「リクレーター」という部品に反射した光が規定の量を確保出来ているかどうかみられます。
測定基準は人るのライトあたり6400カンデラ以上とされています。ちなみにカンデラとは光源から出る光の強さ「光度」を表す単位です。
  • 光軸など照射範囲
光軸はカットラインと言われることもあります。
まずこのカットライトの説明から入っていきますね!ロービームではハイビームとは違って、対向車や先行車を眩惑しないために上方向を照らす光をカットしています。このカット部分と照射部分との境目を「カットライン」といいます。またこのカットラインが屈折する点を「エルボー点」といいます。
日本は左側通行なので運転席から見て左側にいる歩行者をよく照らせるように、左に切れ上がる形で設計されています。
 
ではでは「カットライン」というものが分かったところで車検の基準について説明していきますね。
簡単に言うとヘッドライトを点灯させたときに、正しく照らすことが出来ているかどうかをチェックします。
またさっきもお話したとおり、日本は左側通行なので両方のヘッドライトがきちんと左肩上がりになっているかということも基準となってきます。
 
具体的に数字にすると、前方10mを照らした時のエルボー点の位置を見て、適正な範囲にクリアに映し出されていれば合格です。
この適正な範囲というのは、ロービームの中心が地面から1m以下の高さにある場合、上下は中心を通る水平線より2㎝下から15㎝下(ロービームの中心が地面から1m以上の高さにある場合は7㎝下から20㎝下)、左右はそれぞれ27㎝の枠内にエルボー点があれば合格です!
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光軸はバブルを交換したり、事故などで外部から衝撃を受けるだけで簡単にずれてしまいます。そのため検査前にはしっかり確認しておくことをおすすめします。

  • 色味

色味についてはカスタムして社外品を取り付けている場合は特に注意が必要です。

ヘッドライトに限らず、光の色は「ケルビン/K」という単位で表されます。この数値が低いほど黄色っぽくなり、逆に高いほど青みが強くなります。

現在のヘッドライトの色の基準は「白」とされています。検査自体は検査員の目視で行うので、ケルビンでは白く見える範囲でも、検査員が白く見え無いと判断すれば不合格になってしまいます。

そこで3500K-6000K範囲のライトを使用することをおすすめします。

ここまで車検の基準についてお話してきました。

では次にどんな車が不合格になるか見ていきましょう。

  • レンズに黄ばみがある

「レンズの部分が黄ばんでいる」、「曇っている」という場合です。

このような状態でライトを照らしたとしても、十分な光量を確保出来ません。

さらに車検に合格できないと言う前に、このような状態での運転は本当に危険です。事故にあったり、人に危害を加えてしまう可能性が大いにあります。

ロービームはハイビームと比較して、レンズの影響を受けやすい傾向にあるので、普段からお手入れを心がけましょう。

  • 社外品のバルブを使用している

社外品のバルブは、もともと取り付けられている車のリフレクターとフィットしない可能性があります。

そのためもし社外品のバルブを使っている場合は車検の前に純正のものに変えて検査を行うことをおすすめします。

  • カバーが破損している

検査のときはまずカバーとライトがしっかり取り付けられているかをチェックします。

もしカバーが破損していたらその時点で不合格になってしまうので、事前にカバーの状態は確認しておきましょう。

《まとめ》

ヘッドライトの検査基準がハイビームからロービームに変更になりました。これにより、検査が厳格となり車検に通らない車がたくさんあるようです。

改めて検査基準を確認ししっかり合格できるようヘッドライトの調整をしていきましょう。

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