ヘッドライトの車検基準ってなに?
「今使っているヘッドライト、車検の基準をちゃんと満たしていますか?」今回は一回で車検に合格を目指して、ヘッドライトの車検の基準について詳しく、分かりやすく解説していこうと思います。
- 明るさの基準
- 光軸など照射範囲

光軸はバブルを交換したり、事故などで外部から衝撃を受けるだけで簡単にずれてしまいます。そのため検査前にはしっかり確認しておくことをおすすめします。
- 色味
色味についてはカスタムして社外品を取り付けている場合は特に注意が必要です。
ヘッドライトに限らず、光の色は「ケルビン/K」という単位で表されます。この数値が低いほど黄色っぽくなり、逆に高いほど青みが強くなります。
現在のヘッドライトの色の基準は「白」とされています。検査自体は検査員の目視で行うので、ケルビンでは白く見える範囲でも、検査員が白く見え無いと判断すれば不合格になってしまいます。
そこで3500K-6000K範囲のライトを使用することをおすすめします。
ここまで車検の基準についてお話してきました。
では次にどんな車が不合格になるか見ていきましょう。
- レンズに黄ばみがある
「レンズの部分が黄ばんでいる」、「曇っている」という場合です。
このような状態でライトを照らしたとしても、十分な光量を確保出来ません。
さらに車検に合格できないと言う前に、このような状態での運転は本当に危険です。事故にあったり、人に危害を加えてしまう可能性が大いにあります。
ロービームはハイビームと比較して、レンズの影響を受けやすい傾向にあるので、普段からお手入れを心がけましょう。
- 社外品のバルブを使用している
社外品のバルブは、もともと取り付けられている車のリフレクターとフィットしない可能性があります。
そのためもし社外品のバルブを使っている場合は車検の前に純正のものに変えて検査を行うことをおすすめします。
- カバーが破損している
検査のときはまずカバーとライトがしっかり取り付けられているかをチェックします。
もしカバーが破損していたらその時点で不合格になってしまうので、事前にカバーの状態は確認しておきましょう。
《まとめ》
ヘッドライトの検査基準がハイビームからロービームに変更になりました。これにより、検査が厳格となり車検に通らない車がたくさんあるようです。
改めて検査基準を確認ししっかり合格できるようヘッドライトの調整をしていきましょう。