
色温度が高い=輝度が高いなのでしょうか? 色温度 K とは一体どんな意味があるのか? そんな悩みを解決しましょう!
― PAセミナー ―
またまたコメントを頂きましたよ!「色温度Kってどんな意味があるんですか?」
K値と光度ってどんな関係なんですか?K値が高ければ高いほど輝度はどんどん高くなるの?
よく山道を運転するんだけど、どのK値のライトを使えばいいの?
そんなお悩みにPAが解説致します!
色温度の紹介
色温度というのは、色の特性のことを指しています。一般用ライトにも色温度の規格があります。色温度は「Kelvin Scale」という単位で測っていて、略してKという単位になります。
色温度は、それぞれの光源に含まれている光のスペクトルの組み合わせで構成されており、その総称が色温度と呼ばれています。
具体的な方法としては:鉄やタングステンなどの標準黒体金属を加熱し続けます。加熱中、温度が異なると、異なる色が放射されます。温度が上昇するに比例して、光の色も変わります。このような温度の変化によって変化する光が黒体放射の分光の構成です。色温度は放射光の色温度ということになります。


Wikipediaより引用
色温度の由来
色温度はケルビンの由来は1848年にケルビンを提唱したイギリスの物理学者ウィリアム・トムソンの爵位である「ケルヴィン卿」に由来しており、ケルヴィンのKを単位としました。
温度が一度高くなると、1º Kとなります。今は1º Kの「º」を消して、そのまま1Kと表記しています。
色温度の基準は:標準黒体を800℃まで加熱すると黒体は赤くなり、更に5227℃まで加熱すると、5500Kとなります。この時の黒体の放射は太陽の白い光に近くなり、さらに1万度以上まで加熱すると、黒体放射は青紫色の気体になります。 色温度が高い
色温度の定義
標準黒体を加熱し、温度が一定温度に達した時黒体の色は、「深赤、赤、橙、黄、白、青白、青」へと変化します。光源の色が黒体の色と同じであるとき、そのときの黒体の絶対温度をその光源の色温度と呼んでいるます。
見える光源の色は、見る人や他の条件(環境、物体、照明、天気状況など)によって変化します。 色温度はケルビン(°K)度を単位としています。 値が低いほど赤色に近くなり、値が高いほど青色に近い色になります。

上の写真は「6000Kの白光」となっております。


Wikipediaより引用
結論
なぜお店によっては、「K値が高いほど、輝度が高くなる」というのでしょうか?
原因として考えられるのは:
K値が高いほど光の色は薄くなり、機械に表示される数値も高くなるからです。
ですが、「K値の本当の目的は光の色を示すこと」であって、輝度を説明するものではありません!
ですので、【K値が高いほど輝度が高い】というのは、間違いとなります。
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