バックランプの車検基準
こんにちは!前回はヘッドライトの車検基準について確認しましたね。ではでは今回はバックライトの車検基準の確認をしていこうと思います!
こんにちは!
前回はヘッドライトの車検基準について確認しましたね。
ではでは今回はバックライトの車検基準の確認をしていこうと思います!
そもそもバックライトってどんな役割をしているか知っていますか?バックライトは普段まっすぐ前に走っているときは休憩していますが、ギアをRに入れたときだけ点灯します。なので、「後退灯」や「リバースランプ」と呼ばれることもあります!
後退するときにしっかり明かりを照らして、安全に運転できるお仕事をしているのが、バックライトなんです。
車検は法律で規定されている車の検査で、これに合格しないと公道を走れません。
なのでしっかり車検基準を確認しましょう!

バックライトの主な車検基準は「色」「個数」「明るさ」「取り付け位置」「照明部の大きさ」「視認距離」の6項目があります。
それでは詳しく見ていきましょう。
- 色
バックライトの色は白色のみと定められています。赤や黄色など白以外の色にカスタマイズしてしまうと車検に通らなくなってしまいます。
バックライトの検査もヘッドライトと同じように、検査官の目視によって行われます。そのため具体的な数字は定められていませんが、6000ケルビンあたりだと安心できるでしょう。7000ケルビンを超えてしまうと青っぽく見えてしまうかもしれないので注意が必要です。
- 個数
通常1個もしくは2個と定められています。
乗用車を購入すると、始めから左右に2個備え付けられているのが一般的ですが、カスタマイズして3個以上に増設してしまうと不合格になってしまいます。
もし購入当初1個しかついてないときは、2個までなら増やすことは問題ありません。しかしもともと2個付いていたのに1個に減らしてしまうと、整備不良とみなされて車検に通らなくなってしまいます。またライト自体は2個ついているけど、明るさが十分だからと1つしか点灯させないようにするとこれまた整備不良として不合格になってしまいます。
ライトが2個のときは左右対称でなければならないということにも注意しましょう。
- 明るさ
夜間に見えやすくしたいとライトを好き勝手に明るいものに変えるのはよくありません。明るすぎると後ろの車があまりの明るさにびっくりして事故につながっちゃうことも考えられます。なので相手のためにもしっかり考えて明るさを調整しましょう。
実際数値的に上限規定はありませんが、「ほかの交通に妨げにならない程度の光の強さ」であることが基準となっています。
また電球は15w以上から75w以下の間のものを使用しなければいけません。純正の電球だと問題ないですが、非純正のものは要注意です。
- 取り付け位置
高さが特に問題となってきます。
地面からあまりに高すぎる位置にライトを設置すると、後方の運転者に眩しく感じさせてしまい視界を遮ってしまうので危険です。逆に低すぎてしまうと、後方をしっかり照らせず、視界が狭くなってしまい、後方の歩行者や車の存在に気づくのが遅れてしまいます。
なのでこの高さはしっかり基準が定められています。上側の縁が地面から1.2m以下で下側の縁が地面から25㎝以上の位置に取り付けられているか確認しましょう。
自分でカスタマイズしている場合は特に注意が必要です。
- その他
照明部の大きさは20㎠以上の大きさが必要です。また昼の明るい時間帯でも100m離れた場所からも点灯していることを確認できる必要があるとされています。
ここまで車検基準について確認してきましたが、実際個数や色、取り付け位置の基準を満たしていても車検に通らないことがあります。
それがどんな状況かと言うと、「ライトカバーに深いヒビ割れがある」「破損して中の電球が見える」ときです。
中の電球が見えるとショートする可能性があるので安全性に問題ありとなってしまいます。
またカバーが割れたり、欠けたりしてライトを点灯したときに光が外に漏れた状態で有ると車検で落ちてしまいます。少し厳しいですが、わずか1㎜、2㎜の光漏れでも不合格になってしまいます。
しかしライトカバーの表面に小さなこすり傷、浅くて短いヒビがある程度ですと、カバーが破損するリスクも低いので、車検では問題ないとされています。
今日はバックランプ¥2ついての車検基準について見ていましたがどうでしたか?
少しためになってくれていれば嬉しいです。
車検はすごくお金もかかってしまうし、ぜひ筆界で合格しましょう~!